SSM&CMAワークショップ@島原

こんにちは!

長崎の酒井聖花です。

令和4年3月19日と20日に、長崎県島原市でSSM&CMAを開催致しました。

私達長崎チームが、始めて講師として開催。

今回の参加者は、ひとり。同じ長崎で武学に関わる大切な同志です。

私達講師側も知っている間柄だからこそ、真剣に妥協なく出来るだけの準備をして開催致しました。

今回は講師3名、参加者ひとり。

ひとりポツンと座って聴いてても、面白くないよね!

ということで、私達も講師兼参加者という、何とも有り難い体験をさせて頂きました。

私がこのSSM&CMAにリアルで関わらせて頂くのは、4回目なのですが、

毎回自分の状態に応じてとても多くの気づきや学びがあります。

〜〜〜SSM(4年3月19日)〜〜〜

私を含めてきっと多くの方が感じておられるであろう事、

それは人生の目的や志といった高い理想と目の前の現実とのギャップです。

共感できる仲間と人生の目的について語るのは楽しい時間です。

すごくワクワクしたり、自信が湧いてきたり幸福感に満たされ、心が躍動します。

しかし・・・いざ、いつもの日常にもどり、現実を目の当たりにすると

あの高揚感が嘘のように動けない。

身体も心も重く感じてずっと布団かぶって現実から目をそらし、みたくないモノをみないで

お手軽簡単で楽しい事だけしていたくなる。

だからといって、その通りにしたところで、何の満足感もなく、逆にそんな自分にがっかりする

目的や理想が高いほど、そのギャップは大きい。

自分の中に潜在していた課題がどんどん出てきて、それが顕在的な課題と合わさって・・

そこに取り組む事が大変そうだなと感じると、本能的に本来あったはずの理想を、

目指す事をやめて、できそうな所に再セッテイングする。

そして、そこに自分を納得させるために色々と言い訳をくっつけます。

こうなると、もはやそれは志とは言えません。

理想というイメージの世界と行動という現実の世界をしっかりリンクさせ、

確実に体現していく手法であるSSM。

今までは、受ける側でしたが、今回は講師&サポート側になりそして、同時に参加者としても

再度体験でき大きな学びの機会となりました。

それでは、当日の様子をご紹介しますね。

まずは座学からStartです。

自分の人生を自分で創るために大切な事を伝えます。

目的・あり方・やり方、このバランスが大事なんですよね〜。

言語で伝えたうんちくが、本当かどうか?!身体で確認していきます。

いよいよ、志を引き出していきます。

すでにある人は、それを更にブラッシュアップします

そして、それにより自分のエネルギーがどう変化するのか?

一つ一つの言葉に分解し、身体の反応で確認しながら

自分のエネルギー状態が最も良くなる言葉に置き換えていきます

ここでランチ休憩。午前中お疲れ様〜!

午後は、志へ向かって確実に進むために、現実的な行動に落とし込むワークです。

ここからは、松本段くんが担当。

時々、シェアタイムを設けます。

人のシェアを聴くっていうのが、また色んな気づきがあるんですよね。

各自、何とか行動目標を出して、最後の振り返りをして終了です。

お疲れ様でした!

(うちの娘は、今回撮影係をしてくれました〜)

この後は、サ活と弥栄〜! 武学では弥栄が本番。

ここで、色々な想いや疑問などを互いに話したり聴いたりしてチームシップを深めていきます。

〜〜〜CMA(4年3月20日)〜〜〜

コミュニティ体術・・・初めて聴いたときは何のことやら解らなかったし

紹介文を読んでもイマイチピント来なかったし、正直言いまして興味もあまり湧かなかった。

でも、今はこの重要性と必要姓を実感しています。

コミュニケーションがあまり得意でない、ハッキリ言えば苦手な私にはものすごく必要でした(^_^;)

SSMでは志を出して、実際の行動目標に落とし込んでいきます。

しかし、いざ行動!!となると必ずと言って良いほど何かとぶつかります。

志を立てて行動しようというのですから、今までとは違った動きになるわけで

周囲とあたる事があるのが普通です。

武学には,自分の人生を創るために「人生の目的、あり方、やり方」という3つの要があり、

このバランスが大切と考えます。

「何のために?」という目的がなければ、自分にとって必要な選択ができないですし

あり方に問題があれば、周囲とあたってばかりで共に力を合わせることが出来ない

どんなに崇高な目的があって素晴らしい人でも、何も行動しなければ現実は変わらない

そして、起きる問題の多くはコミュニケーションに関するもの

ですから、自分の目的に向かうためのあり方、関わり方を身体を通して自ら気づき、

体得していくCMAは、自分の人生に活用できまくるワークショップです。

人とあたらないように・・ということに、あまりにも気をとられてしまうと

行動が制限されたり、それを基準に目的を妥協したりという事になりかねません。

もちろん、あたらない方が良い。

でも、あたっても、そこから自分を禊ぎ、丁寧に関わり、相手とむすびを起こし

相手も自分も自由に動くための方法を身体を通して身につけていきます。

これを、心理学や〇〇手法など思考をベースにやろうとしても、なかなか上手くいきません。

なぜなら、頭でわかっていても、いざその場になると出来ないのが人間だからです。

どんなことでも、頭で学んだことでそのまま通用することは少ないと感じます。

私は獣医師ですが、大学卒業したてで実際の臨床現場を経験していないうちは、

どれだけ試験が出来て、成績トップで卒業しようが、全く使いものになりません。

どれだけ知識を持っていたところで、その時の条件、様々な環境要因など

相手とのやりとりの中で全てが決まるので、それはガイドにはなっても

「知っているから使えるわけではない」というのは、きっと多くの人が体感していると思います。

でも、身体で覚えているモノは、その時の状況を繊細に感じて思考を介入する事なく

臨機応変に素早く対応できます。

身体で覚えるのが最もシンプルで活用できるんですよね〜。

私がそうなのですが、新しい知識を知るのは楽しいし、考えているから、やってる感あるし

行動しなくて良いから楽。

しかし・・イメージの世界で心地よくなっているだけで、現実は変わっていない。

あるある〜〜〜。

ということで・・・前置きが長くなってしまいましたが、当日の内容です。

自分が本当に整っているか?人を通して確認していきます。

「私、今、エネルギー整っています」という自己申告式は武学では却下です。

自分の穏やかなゼロエネルギーが、相手まで届いて影響するかどうか?

それを誰がみてもわかる現象として起こせるかどうか?

その検証による結果が全てです。

どうかな?

自分が本当に整っていれば、必ず相手の身体が勝手に緩みます。

ひとりにエネルギーを通す、2人同時に通す、2人に時間差で通す

色々なパターンで稽古します。

これは「できたらスゴい」という自己満足のためにやっているのではありません。

自分がやろうとしている事を遮るモノ、障害となるモノ、そういったことに対して

自分がどの様な状態で関われば良いのか・・

そういうことって、日常にありますよね?

アドバイスや意見ではぶつかることも、身体を通して気づいてしまうと、もう納得するしかない(^_^;

武学では自分のエネルギーコントロールのために、色々な身体の動き、姿勢、手の形、を使いますが

それが自分のエネルギーにどのように影響するのか?を体感します。

本当に自分を発動させる形は人それぞれ微妙に違うところが、面白い!

「何となく・・良い感じがする!」という曖昧さは武学にはありません。

明確に「私にはコレが合う」がわかるのが武学の素晴らしさのひとつです。

ランチ休憩〜。今日のランチはきよ飯です。

メニューは小豆玄米・煮魚・サラダ・叩き牛蒡・味噌汁

喜んで食べてくれるので、嬉しいのです(*^_^*)

午後からの講師は入江るりちゃん。

午後も身体を通じたワークが続きます。

これは、座ってくれるかな?ワーク。

相手に自分のエゴをぶつけた時と、自分がゼロ化したエネルギ−が伝わった時

相手の反応は全く変わります。

他にも、自分の志をプレゼンして、「伝わる」と「伝える」の違いの体感や

「相手の自由の中に自分の自由を見つけるワーク」

「ダメージから回復するワーク」など、盛りだくさんでした。

お疲れ様でした〜。一応、CMAの人文字です(^^)

この日は写真があまりとれずに、ご紹介が少なくてゴメンナサイ(×_×)

この後は、サ活&弥栄♪

今回は、すでにお互いに良く知っている同士だったので、雰囲気がとても良くて

初講師の私達もそれに助けられました。

お互いに得たい成果の得られる、暖かい場でした。

そして、何とも嬉しい事に、

参加してくれた岩ちゃんが、弥勒相対力学研究所の仲間になってくれました\(^O^)/

長崎チームは、ここから、さらにブラッシュアップしてより良い未来への原動力となっていきます!