リー先生&安西先生 特別稽古会&島原世界遺産武学リトリート

島原武学活動 5月15日(日)〜17日(火)
<5月15日:七勢スペシャル特別稽古会>
参加者15名
今回は、経験豊富な方も興味を持ち始めた方も一緒に参加する稽古会となりました。
どんな場になるだろうか?皆さんに楽しんで満足して頂ける稽古会になるだろうか?
大きな楽しみとちょっぴりのドキドキと共に、稽古会が始まりました。
 
{午前:安西先生}
 
七要でエネルギーが通った状態と、さらにゼロ化した時に相手にエネルギーが通っていく感覚を体感しました。
その後、本日の本題の七勢スペシャルということで、早速、直首から。
頸椎を整えた時と、さらに直首の状態になった時とのエネルギーの違いを感じる稽古でした。
整った状態を継続することも大事だけど、それ以上に大切な事は、いつでも自分で自分のニュートラルに戻れること。
相手に起こる現象を観察して、自分の状態を知り、調整していく、まさに、自律・・ですね。
まだ武学の稽古を始めたばかりの方も、しっかり体感でき楽しんで頂けたようで良かったです!誰でも出来るようになる、この武学の稽古は、本当に素晴らしいと思います。
 
 
{午後:リー先生}
 
午前中の安西先生の稽古会からの流れで、皆さんかなり場に馴染んでいる状態でスタートできました。
触れたり、攻撃してきた相手に対して、自分をゼロ化し、ニュートラルなエネルギーを返す。
自分がニュートラルになると、ぶつかってきた相手すら緩んで敵ではなくなる、対立を生むことなく自由に動ける、そういったことを身体でトコトン体感する時間でした。
自分のカラダを自分でコントロールしながら歩き、近くにいる人に触れて確認し、お互い緩み、また動く。
稽古が進むにつれて、みんながどんどん緩んで、場が創られていき、しかける方、しかけられる方、どっちがどっちなのかも良くわからなくなり、身体も温まり、皆でサ活の後のような状態になっておりました。
すっかり出来上がった状態で、稽古終了。
皆さんとても良い表情で、「参加して良かった!」とのお声を頂きました。
 
{サ活&弥栄}
そのあとは、本物の?サ活へGO!
この日は南風楼。
有明海を見ながら温泉に入るだけでなく、サウナまで海を見ながらセルフロウリュウしながら入れちゃうパワーアップしたサ活場でさらに禊ぎました。
その後の弥栄で、リー先生が大絶賛していた動画(のんちゃん作)を是非ご覧下さい!
島原の美味しい海の幸を堪能して、終了しました。
 
<5月16日:リー先生、安西先生と行く世界遺産リトリート>
参加者12名
 
この日は歴史の流れや大自然のエネルギーを体感する1日でした。
午前中は「原城」へ。
 
{キリシタン遺産記念館}
まずは、「キリシタン遺産記念館」で当時のキリシタン弾圧や天草四郎と2万6千人(諸説あり)が起こした島原・天草一揆などについてガイドさんから説明を受けました。
この一揆はキリシタン弾圧という側面だけでなく、苛烈な年貢徴収という背景もあったそうですし、一揆を起こした側にも、自ら参加した人、家族を人質に取られて無理矢理参加させられた人がいたりと、誰もが被害者であり加害者であった・・・そんな状況だったんですね。
大きな流れに翻弄されながらも、必死に生きた人々の想いを感じました。
キリシタン弾圧の話はかなりショッキングな内容。
簡単に死んでもらったら困る。どうやったら最も痛めつけ苦しませる事が出来るか?
人間がここまでできるのか?と目を疑うような拷問などもあり、当時の方達の苦悩、そして、弾圧をする側にも政治的な圧力などの、やむにやまれぬ事情があったりして、それぞれの正義のぶつかり合いが根底にあったことを感じました。
もともと人間らしい心を持った人がここまで残酷になれるのは、「正義」のためという大義名分があったからかもしれませんね。
 
{原城跡}
説明を受けた後は、原城の跡地へ。ここでも別のボランティアのガイドさんが説明しながら案内してくれました。
このガイドのおじさんがまたとっても良い味を出していまして、リー先生から発せられるギャグを、ことごとくスルー。
自分で調べてまとめた資料や写真をみせながら、自分の言葉で説明してくれてとても良かったです。
はじめのあたりで熱く説明しすぎて、時間がたりなくなり、最もメインの場所は簡単な説明のみで次に進むという、なんとも主体的なガイドさんでした。
女性も子供も含めて、生き残りがないように全員皆殺しにされた島原天草一揆。
跡地から沢山の人骨が見つかっていますが、頭の骨は殆どなく、多くがさらし首にされ、常に血なまぐさい匂いが漂っていたとか・・。
今は美しい海がみえて、子ども達が遠足に来ていたりと、とても穏やかな空気が流れていて、当時の様子は伺い知れません。
当時の本当の事は、実際にみていないのでわかりませんが、人の想いのエネルギーの強さを改めて感じた時間でした。
{リソサムニウム}
午後からは、リソサムニウム上陸!
海の上に立つ事が出来るリソサムニウムとは・・・
世界で3カ所しか出現しない自然現象
(リー先生のMHKインタビュー動画と共にどうぞ!)
 
そのうちの1つがここ南島原の海。
そして、上陸できるのは年に数回という、とても貴重な体験です。
天草四郎が海を渡ってきた・・・と言われる由縁は、ここにある!かもしれません。
漁船を出して頂き、乗ること15分くらいで到着です。
出現場所も、出現時間もその年によって変化するのですが、今年は比較的大きな範囲で出現したので、1時間ほど過ごす事ができました。
ズボンをまくって、海の中を歩いたり、若芽やめかぶをとったり、タコを捕まえたり、弥勒波をしたり(^_^;
リー先生はNHKの取材まで受けて、とっても面白い経験でした〜。
ここで撮れた海藻には、沢山の小さな見たことのない生物がついていて、リー先生曰く、これは宇宙人だという結論に到りました(*^_^*)
次回は酒を持って上陸し、海藻などを肴にして飲もう!なんて話で盛り上がっていたらいつの間にか陸の範囲が狭くなってきていて、気づいたらどんどん狭くなってきて、
「これは、お酒飲んでたらいつの間にか取り残されて沈む(^_^;)」
再び漁船に乗せてもらうのですが、定員があって、順番があるので、最後まで残っていた我々はまさに海の上に立ってる感じ。
大丈夫とはわかっていても、ここに取り残されたらどうしよう・・と、ちょっとだけドキドキしました。
 
{サ活&弥栄}
無事、陸まで帰って、旅館へ。
こちらの温泉も素晴らしく、海がすぐ近くにみえて、遠赤外線の高温サウナと檜の冷水風呂、外気浴用のベッド、そして、メチャすいてる!
平日というのもあったと思いますが、穴場でした〜。
サ活のあとは、弥栄。
部屋での2次会では、リソサムニウムでとれた、わかめやめかぶ、タコをつまみに、ウクレレ演奏会、ウクレレカラオケ、長渕剛劇場、恒例の深夜稽古などなど、本番にふさわしい、素晴らしい時間でした。
リソサムニウムの収穫物はすっごく美味しくて、ポン酢で頂きました。
ちなみに、海藻についていた宇宙人達は、参加者さんがサ活をしている間に調理した、るりちゃん宅の流しに大量に流れていきましたとさ(^^)
 
<5月17日:火山のエネルギー体感>
 
{雲仙地獄}
この日は、昨日の海体験から一転して、雲仙の火山のエネルギーを感じる一日。
雲仙地獄の湯煙をみながら、昨日の資料館での説明をうけていたので、拷問ではこんな熱いところにあたまからつけられたのかあ・・なんて思いました。
雲仙地獄は天然のまま吹き出すのに任せているので、以前駐車場だったところも吹き出したので別の場所に移転。
人のコントロールを受けていない、珍しい温泉地獄です。
そして、そこに満明寺というお寺があるのですが、そこにいたのは、何と「ぼけ封じ観音」。
関西人の命である「ぼけ」を封じられたら困る!という意見もあったのですが、せっかくだからということで、行ってみました。
そこには髪の毛が真っ青の大きな大仏像があり、「ぼけを封じないで下さい」とお願いしたかどうかはわかりませんが、皆で参拝しました。
その後は、雲仙の老舗温泉へ。
すこし山に入ったところにある古い温泉場で、サウナとかおしゃれな何とかとかは全く無い、小さな温泉なのですが、昔ながらの雰囲気満載。
ここは、お風呂のお湯がメチャ熱いんです。
あつ湯ってかいてある湯船と、何も書いてない湯船のふたつがあるのですが、どちらも熱い。
硫黄泉で、入っていると、どんどん汗が出てきます。水風呂はないけどシャワーから出る水が、メチャメチャ冷たいので、それを首からざーっとかけて冷やし洗い場にあるイスに座って、外気浴。
「なんだ〜サウナないのかあ」と思いきや、これがスゴく良い!効く!
お風呂ですが、火山のエネルギーなので、高温サウナ並みのパワフルさです。
あがってきた先生方、男性陣も、みんな「ほけ〜〜」っとして、フラフラと緩みまくっておりました。
{岩戸神社}
雲仙の地元感満載の食堂でランチ弥栄をしてから、今度は山の中にある岩戸神社へ。
こんなところに神社があるの?という場所にあり、車を路駐して、少し歩いて行きます。まっすぐに伸びた木々、木漏れ日、鳥の声、植物や土の香り、その奥に祠があります。
リー先生のPQSにより、そこで皆で参拝をしました。
祠の裏のエネルギーの源泉にアクセスし、何とダウンロードとアップロードを同時にする、リー先生も初めてという、非常に希な体験でした。
ここでの体験が何を意味していたのか?それは、それぞれの今後の選択や取り組みによって変化するのだろうと思いますが、「あ〜、あれはこれにつながっていたのか!」と後から気づく時が、とても楽しみです。
そのあと、長寿の水といわれる湧き水を汲んで、終了!
また、それぞれの場所にそれぞれの志にむけた活動へ戻っていきました。
<感想>
今回、リー先生と安西先生の稽古を同時に受けられる非常に貴重な機会でした。
また、平野先生や九州地区のリーダーである城井さん、副リーダーであるのんちゃんにもご参加頂き、なんとも贅沢な3日間でした。
今回の大きな目的のひとつは、日常で如何に武学を活用していくか?
稽古会でも、歩く、座る、寝るなど日常動作で自分をゼロ化する稽古、安全に動く稽古など日々役立つ事がもり沢山でした。
さらに、海や火山の自然エネルギーを体感し、それが自分にどう影響するのか?をそれぞれが感じる事も日々の自身のエネルギーコントロールのヒントになったと思います。
さらにさらに、先生達と一緒に、行動し過ごす事で日常のコトに武学がどう活用できるのか?どうリンクさせると、より人生に生かせるのか?その貴重な参考例を間近にみて体験できる機会でもありました。
日常が稽古というけど、具体的にどういうことなのか?
それは、本当に特別なことではなく、自分のエネルギーの変化をありとあらゆる場面で捉え、あえて乱れることも楽しみ、自分に合った方法で整える。
その確認のために人や動物、植物、目の前に起こる現象、入ってくる情報、そういった様々なモノを鏡として、今の状態を検証、認識し、本来の自分を知り、自身が望む世界を創っていく。
やっぱり、日々の地道な積み重ねを丁寧に継続して行く事だと、改めて感じました。
また、今後も海のエネルギーと火山のエネルギーを体感するワークショップなどを開催しますので、是非多くの方に体感して頂けたら嬉しいです(^^)
 
<稽古会参加者様の声はこちら>